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「自動車を購入したら、すぐに運転できるよね!」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、免許を持ち車体を購入しただけでは車を運転することはできません。
道路に出て運転する前に、必ず行わなければいけないことがあるんです。
例えば、届を出してナンバープレートを発行してもらったり、
検査(車検)を受けたり、車庫証明を手に入れたり。
これらがないと運転できません。
また、通称自賠責保険・責任共済と呼ばれる「自動車損害賠償責任保険」か
「自動車損害賠償責任共済」の証明証が無ければ車検を通せないため、
どちらかに加入する必要もあります。
免許を取得し、車を購入すれば運転できるわけでは無いのです。
ですが車を販売店で購入した場合には、全てお店で対応してもらえますので特に心配する必要はありませんよ。
友達から購入した・親から譲り受けたなどと言った場合には、自分でその手続きを行うことも出来ますが、各地域に特化した代行業者さんを利用するのが安心です。
では、そこまでのやり取りが全て終われば、運転しても良いのでしょうか。
実際に運転することは出来ますが、これではまだ、安心とは言えません!
上記で紹介した自賠責保険・責任共済は、人身事故で相手を死亡させた、あるいは怪我をさせてしまった場合のみに適応される保険です。
例えば相手の治療費、葬儀費用、休業補償などの慰謝料などが保険の適用範囲ですが、賠償額にも上限があります。
相手に怪我を負わせてしまった場合に、自賠責保険だけで十分とは言えないのです。
相手を死亡させてしまった場合、法令により上限3000万円まで補償してもらえますが、
これまでの死亡事故で最高の請求額は5億円を超えています。
万が一、あなたがそのような事故を起こしてしまった場合、
きっとどうすることも出来ないでしょう。
また、相手が人ではなくガードレールや家の塀などであった場合や、
あなた自身が怪我をした、あなたの車が壊れたなどの場合には、
自賠責保険は一切の効力を発揮しません。
過信が思わぬ事故を招く事も
そもそも免許を取得した方の多くは、「自分は事故なんて起こさないだろう」と考えています。
ですが、昭和45年付近では15,000人を超える事故死亡者が出ています。
近年減少傾向にはありますが、それでも平成27年度には4117人の方が事故により命を失っています。
また、「交通事故死者数」とは、事故が起きてから24時間以内に
死亡した人数を指すため、実際にはそれ以上の方が亡くなっているんです。
交通事故の負傷者数で言うと、平成15年をピークにこちらも減少傾向にありますが、
いまだに60万人を超える方が毎年負傷しているんです。
誰もが「自分は起こさない」と思った事故。
それに対してこれだけの件数が起こっているんですね。
本当に安心して運転できると言えるでしょうか?
備えあれば患いなし
事故に遭わない!
それが理想ですが、
万が一に備えて、任意保険に加入することを強くおすすめします!
自損事故保険 人身傷害補償保険 搭乗者傷害保険 対物賠償保険 車両保険
など
自賠責保険では保障されないところもカバーできますし、自賠責保険では賄いきれない額を補償してくれます。
あなただけでなく、相手のためにも任意保険は必要なものなんです。
「でも、どの保険に加入すればいいの?」
そんな方は、以下のページを参考にしてみてください。
保険選びは正直大変ですが、簡単に最安値の保険を見つける方法を紹介しています。
このページでは、自動車の所有と保険の必要性について紹介させていただきました。
免許を取得しても、すぐには自動車を運転することはできません。
必要な物が揃っていないと、道路交通法により処罰・減点されてしまい、取得した免許が失効してしまうことも…。
また、知り合いの車を運転する場合には注意してください。
慣れない車ですし、その車に付いている保険があなたに適応されるかどうかを
確認する必要があります。
はやる気持ちはあると思いますが、万全の状態で車を運転してくださいね。
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